工場
Goya España 社の創立は1974年です。当初、アルカラ・デ・グアダイア市(セビリア県)の工場では、米国へ輸出するオリーブオイルとテーブルオリーブの生産&ボトリング/パッキングだけを行っていました。その後、1985年になると、この最初の工場の目の前にオリーブ実の種抜きや詰め物加工ができる機械を整備した加工工場を新設し、拡充と共に成長していきます。
1998年になるとGoya España社は、テーブルオリーブとオリーブオイルの生産とボトリング/パッキングに特化した近代的で高性能なコンビナートを整備します。こうしてGoya España社の工場から世界中へと製品が出荷されていくようになりました。
生産した製品は100%輸出に向けられ、その輸出量はバランスよく、テーブルオリーブとケッパーが年間400万kg、オリーブオイルも同量となっています。
ここ数年Goya España社は、生産拡大と更なる品質向上を目指す目的でR&Dへの重点投資を行ってきました。
このR&D計画は3つの分野に焦点を当てています:
工場の設計を一新,
テーブルオリーブの調理・調味エリアを拡大、改造して、
収穫シーズンの処理能力を2倍とするほか、業界で一般に採用されている従来の処理行程より実質的にオリーブの実をより丁寧に取り扱えるよう設計を一新。
最新の比重・トレーサビリティ管理システムを導入,
消費者の皆さんに安心して頂けるよう、
厳しい品質管理システムを導入して生産ラインに更なる付加価値をプラス。
拡張
完全に温度・湿度管理されたオリーブオイルの保管、
貯蔵タンク、ボトリング・エリアを拡張。
Goya España 社の工場では、マンサニーリャ種とゴルダル種のテーブルオリーブをパッキングしています。種あり、種無し、スライス、パプリカ入り、ケッパーミックス、サラダオリーブなど幅広い生産ラインを備えています。またGoya España 社では、“サラダオリーブ”や“ケッパーミックス”にローストした天然パプリカを加えて味に差をつけるなど業界他社との差別化を図っています。
オリーブオイルに関しては Goya España社は、業界最先端の研究開発に即した極めて厳しい品質管理を生産工程の様々なステップ全体に導入しています。
弊社の研究開発部では、公的機関が監修する研究を継続的に進めています。特に卓越している分野は、業界でも比類ない品質のエクストラバージンオリーブオイル、オリーブオイル、そしてライトな風味のオリーブオイルの選択、ろ過、生産です。
Goya España 社のテイスティングチームは、オリーブオイルの選択に関して豊富な経験を有しています。
製品の品質と一貫性を保証するため、毎年、スペイン全国のサプライヤーが自信を持って提供する約2,000点のサンプルをテイスティングし、その中から最終的に選定した100点にも満たないオイルによってGOYA®オリーブオイルのオリジナル・クパージュが作られます